Japan Maritime Industries Co., Ltd.
HOME 会社案内 セメント専用船用システム セルフアンローダー 電動型ピンチバルブ CARGOTEC SWEDEN AB
 
◆ 大口径電動型ピンチバルブ / セメント圧送配管切換え用

ピンチバルブとは、内部にゴム製のスリーブ(筒)を装備した独特の形状のバルブで、セメント圧送配管の切換え用のバルブとして、現在100台以上の大口径電動型ピンチバルブが日本全国のセメントサービスステーション、及びセメント専用船で使用されております。このバルブは、フィンランドのメーカーで製作されておりものであり、フィンランド国内外の製紙産業、金属製錬産業、セメント産業、発電所で使用されており、主にスラリー、粉体など、通常のバルブでは取扱いが困難な流体に使用されております。

セメント圧送配管は、口径が300Aより400A程度の大きさで、比較的大口径となり、内部を圧縮空気と撹拌されたセメント粉体が高速で通過するため、配管の切換え部に掛る負荷が非常に高くなります。セメント専用船より空気圧送されるセメント受入れライン切換え部に確実な制御機能を確保し、より優れた品質管理を確保するため、この電動型ピンチバルブの試験使用による約1年間の性能検証が行われ、その高い制御機能を実証されたことにより、2000年頃より実際の納入が開始されました。

[最新の制御技術 / バルブの特徴] このピンチバルブは、内部のゴム製スリーブを、上下金属バーにより制御する事により流体を制御します。バルブが開状態の場合、内部に抵抗箇所の無いフルボア構造を保持するものとなります。バルブ作動時には、内部の上下金属バーが配管の中心線上でゴム製スリーブを制御するものとなり、安定した制御動作となります。圧縮空気と撹拌された流速の早いセメント粉であっても、内部を抵抗無く通過する事ができ、上下金属バーにより確実に制御された柔軟性のあるゴム製スリーブにより高い閉止能力を発揮致します。電動アクチュエイター(駆動装置)部には、ドイツ製アクチュエイターが使用され、アクチュエイター制御用ユニットが装備されるものであり、現場でバルブ作動を行えるローカルスイッチ、現場及び遠隔操作を切り替えるLOCAL/REMOTE切換えレバー、開/閉/停止及びトルクスイッチのトリップなどの故障表示を行うLAMP表示部が装備されます。

[陸上及び船舶での使用] 陸上セメントサービスステーションの圧送配管においては、セメントサイロ上などの屋外に配管切換え部が配置され、ゴム製スリーブを保護するケーシング部を装備した密閉型のバルブが使用されます。セメント専用船内の圧送配管切換え部で使用する場合においては、バルブは屋内の船内機械室内に設置されるため、ケーシング部のない開放型のバルブが装備され、バルブ駆動部は片側のフランジにより配管上に固定されるものとなります。


[品質管理、納入] 各サービスステーションに納入されるバルブは、フィンランド国内の現地工場で製作されるものであり、設置場所で供給可能なモーター駆動用電源、制御用電源に合わせ、アクチュエイターの仕様が決定されます。バルブ本体フランジ部は、JIS規格に加工されるものとなり、本体に使用するボルト・ナットは長期間の使用を前提としてSUS(ステンレススティール)製のものが使用されます。また、セメントサービスステーションでの通常の保守メンテナンス作業に対応するために、内部の状態を確認できる点検口がケーシング部に加工されるものとなります。バルブは現地工場での完成後に、工場内で調整作業、作動テストが行われ、作業の記録はテストレポートして作成、送付されます。電動アクチュエイター部は、サプライヤーにより検査レポートが別途発行され、これらの記録は製品出荷前に送付されるものとなります。

口径400Aの電動型ピンチバルブの場合、製品重量は約1トン/台程度となり、より柔軟な工期策定に対応するため、輸送などに掛る期間の短縮が必要となりますが、近年発展を遂げている航空物流網を活用する事により、低コストで迅速な日本国内への製品輸送を行う事が可能となります。


Japan Maritime Industries Co.,Ltd.
Address : Nagano Bldg. 3F, 1-17-6, Nishi-Shimbashi, Minato-ku, Tokyo 105-0003 Japan

Tel : 03-3508-8861 / Fax : 03-3593-0639 / E-mail : info@japanmaritime.co.jp