納入事例

カナダ、エクスショウのMVRミル
稼働開始1年

エクスショウプラントでの60%の能力拡大 - 効率性を強化しながら排出を削減

// エクスショウ工場は、フランス-スイスの巨大セメント会社ラファージュホルシムに帰属します。工場の生産能力を60%強化する事を目標とした大規模な改修は2016年に無事完了しました。これにより工場の効率性は強化され、同時に排出量の削減を実現しました。最新のプラント機器を採用する事により、これが可能となったのです。ゲブラファイファーのセメント原料粉砕用のMVRミルは、最新の竪型ミル技術を装備し、セメント生産工場から1年間に渡り高い評価を獲得しております。

プロジェクト段階、必要条件

1906年に設立されたラファージュホルシムのエクスショウ工場は、ロッキー山脈の端にあるボウバレーのバンフ国立公園から18kmの場所に位置します。2013年にカナダのラファージュ社がエクスショウ工場の生産能力を1.3百万トンから2.2百万トンに強化するという大規模な改修プロジェクトに着手しました。この大規模な改修は老朽化したキルン4の撤去、キルン5の改修、及び新規キルン6の設置する事を含み、竪型ミル技術により粉砕能力を強化する事を目標としました。

エクスショウ工場の工場長であるJim Bachmannは「大規模改修の主な目標は、生産能力強化と共に工場からの環境への負荷を削減する事であった」と述べております。

改修プロジェクト全体は、カナダのラファージュ社により遂行され、契約したサプライヤーの多くはカナダ西部、特に南アルバータ地区又はボウバレーに拠点を置くものでした。

カイザースラウテルンのゲブラファイファー社は、原料物資粉砕用の竪型ミルを内容とする納入契約を締結しました。顧客側の要求仕様及びセメント原料の物資特性に理想的にカスタム設計され、世界最新の竪型ミル技術を装備するMVR 5000 R-4型が選定されました。ミルの上部には高効率セパレーター SLS 4750 B型が装備されました。原料ミールの粉砕プラントを設置する事は、改修プロジェクト全体から最初の重要な実施項目の一つでした。3300 kWのドライブ能力を装備する竪型ミルは予定したタイムフレーム内での納入及び設置を完了し、2016年7月に無事コミッショニングを終えました。

残渣率12%で0.090 mmでの340 t/hの保証処理量は、20 t/hも超過する事となりました。ミルは日当たり16時間、週7日間運転されます。無論、予防保守が極めて重要となります。点検、補修又は消耗部品の交換を行うためのプラント休止を1年間に1回予定する事が必要となりました。

結果、利益

このセメント工場の以前の生産能力は年間1.25百万トンでした。投資によりカナダ・ラファージュ社は生産能力を年間2.2百万トンへ強化し、アルバータ地区で年間9億ドルの経済効果を生み出したものと推定されます。

技術刷新により最終的に二酸化硫黄(SO2)の排出を60%、窒素酸化物(NO2)の排出を40%を削減し、更に大量の粉塵及び騒音を低減させるものとなりました。

ゲブラファイファーが納入したセメント原料粉砕用のMVR 5000 R-4型ローラーミルはこの野心的な目標達成に貢献する事ができました。また現在ミルの累計運転時間は5,000時間以上に到達しております。

プロジェクトデータ:

顧客: ラファージュ カナダ
場所: エクスショウ、カナダ
プラント/機器: MVR 5000 R-4を装備するセメント原料粉砕プラント
粉砕物資: セメント原料
処理能力: 340 tph(保証能力)
粒度: 残渣率 12% 0.0090 mm

>MVR竪型ミルに戻る